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アルコール性肝障害

越前市で健康診断で「肝機能の異常」を指摘された方へ。

新着情報

越前市で健康診断で「肝機能の異常」を指摘された方へ。
AST(GOT), ALT(GPT), γ-GTPが高いと言われたら?

健康診断の結果を見て、「肝機能異常」「要再検査」「要精密検査」といった文字にドキッとしていませんか?
特に、AST (GOT), ALT (GPT), γ-GTP といった項目に印がついていると、不安になりますよね。
しかし、肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、異常があっても自覚症状がほとんど出ません。
「特にだるくもないし、お酒もそこまで飲まないから大丈夫だろう」と放置してしまうことが、実は一番危険なのです。

今回は、健康診断で肝機能の異常を指摘された方へ、その数値の意味と、放置するリスクについて解説します。

■ 肝機能検査の「主要3項目」とは?

健康診断でよく見られる主要な肝機能の数値には、それぞれ意味があります。

  • AST (GOT) / ALT (GPT)
    これらは「酵素」の一種で、主に肝臓の細胞の中に存在します。肝臓の細胞が何らかの原因で壊れると、血液中に漏れ出して数値が上昇します。
    特にALTは肝臓への特異性が高く、肝臓のダメージを反映しやすい数値です。

  • γ-GTP (ガンマGTP)
    こちらも肝臓や胆道にある酵素です。アルコールに敏感に反応することで有名ですが、アルコール以外にも、薬剤や脂肪肝(非アルコール性含む)などでも上昇します。

これらの数値が高いということは、「今、あなたの肝臓が何らかの理由でダメージを受けていますよ」という体からのサインなのです。

■ なぜ数値が高くなる?考えられる原因

肝機能の数値が上がる原因は、アルコールの飲み過ぎだけではありません。
脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患:NAFLD/NASH)
近年、お酒を飲まない人や少量しか飲まない人でも、食べ過ぎや運動不足による肥満、糖尿病、脂質異常症(高コレステロール・中性脂肪)に関連して「脂肪肝」になる方が急増しています。

  • アルコール性肝障害
    やはり、習慣的な飲酒は肝臓に大きな負担をかけます。
  • ウイルス性肝炎(B型肝炎・C型肝炎)
    ウイルス感染によって慢性的に肝臓が炎症を起こしている状態です。
  • 薬剤性肝障害
    常用しているお薬やサプリメントが原因となることもあります。
    大切なのは、これらのうちどれが原因なのか、あるいは他の原因が隠れていないかを、自己判断せずに医療機関で突き止めることです。

■ 「沈黙の臓器」だからこそ「再検査」が重要

肝臓は非常に我慢強い臓器です。ダメージを受けても、残りの正常な部分が必死に働くため、なかなか自覚症状(だるさ、黄疸、むくみなど)が現れません。
逆に言えば、症状が出た時には、すでに肝硬変や肝臓がんなど、かなり進行してしまっている可能性が高いのです。
健康診断での「異常」という小さなサインは、症状が出る前の「今ならまだ間に合う」という重要な警告です。

■ 越前市で肝機能の相談なら月岡医院へ


健康診断で「要再検査」「要精密検査」と指示されたら、決して放置せず、お早めに医療機関を受診してください。
福井県越前市に位置する当院では、福井県越前市および近隣(鯖江市、南越前町など)にお住いで健康診断で肝機能の異常を指摘された方の再検査や、生活習慣のご相談に対応しております。
「自分は大丈夫」と過信せず、ご自身の体を守るために、まずは一度お気軽にご相談ください。

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