【ブログ】冬の脅威!ノロウイルスの感染経路と予防策を徹底解説【医師監修】|福井県越前市
2025.03.28
冬の脅威!ノロウイルスの感染経路と予防策を徹底解説【医師監修】
冬に流行のピークを迎えるノロウイルスは、強い感染力と激しい症状で多くの人々を悩ませます。
特に、小さなお子様や高齢者がいるご家庭では、その対策が急務です。
この記事では、ノロウイルスの感染経路から具体的な予防策、そして万が一感染してしまった場合の対処法まで、詳しく解説します。
ノロウイルスかも?!と心配な方は是非お気軽にお越しください。
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ノロウイルスとは?
ノロウイルスは、感染性胃腸炎の主要な原因ウイルスで、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、発熱などを引き起こします。
少量のウイルスでも感染するため、集団感染が起こりやすいのが特徴です。
感染経路を知る
ノロウイルスの主な感染経路は3つあります。
- 経口感染: 汚染された食品(特に二枚貝)の摂取や、感染者の嘔吐物・便に触れた手指からの感染。
- 飛沫感染: 感染者の嘔吐物や便の飛沫を吸い込むことによる感染。
- 接触感染: 感染者が触れたドアノブや手すりなどを介した感染。
症状と対処法
感染すると、1~2日の潜伏期間を経て、吐き気、嘔吐、下痢などの症状が1~3日続きます。特効薬はなく、対症療法が中心です。
- 水分補給: 経口補水液などで失われた水分と電解質を補給。
- 安静: 十分な休息を取り、体力の回復に努める。
- 医療機関へ: 重症化の恐れがある場合は速やかに受診。
予防は日々の対策から
ノロウイルス予防には、以下の対策が効果的です。
- 手洗い・消毒: 特に調理前、食事前、トイレ後、外出後は念入りに。
- 食品の加熱: 二枚貝などは中心部までしっかり加熱(85~90℃で90秒以上)。
- 汚物の処理: 使い捨て手袋とマスクを着用し、処理後は次亜塩素酸ナトリウムで消毒。
- 家庭内対策: 感染者との接触を避け、タオルや食器の共有を控える。
ノロウイルスは、正しい知識と予防策で、感染リスクを大幅に減らすことができます。
日頃から手洗いや食品の加熱を徹底し、感染の疑いがある場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
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